Armchair Theory

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政治、政府、業界団体のブロッキング動向

ここ数日話題になっているブロッキングについて、技術や法律について話題が出ているのですが、政治、政府、業界団体の動きをまとめます。

 

概要

 

海賊版対策としてのブロッキングに関する議論

政治面の動き

自由民主党政務調査会

【漫画・アニメ・ゲームに関する議員連盟(MANGA議連)】

  • 2018年4月17日の報道では古谷衆議院議員(MANGA議連会長)がブロッキングはMANGA議連が推進したものではないことに言及した。

    www.businessinsider.jp

  • 2017年12月、MANGA議連は漫画やゲームなどの資料を幅広く収集、保管する「メディアナショナルセンター」(仮称)を整備するため、各党で党内手続きをすすめることを確認した。

政府内の動き

業界団体の動き

      • インターネット関連団体がブロッキングに関して慎重な姿勢を示す声明を発表。
      • 映画、音楽、書籍の著作権団体はブロッキングに対して賛同する内容の声明を発表。
    • 一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構(CODA)の予算が平成30年度をもって終了するため、同法人がブロッキングの対象リスト管理団体として延命したいとの意見がある。しかし、CODAは2017年11月時点で、ブロッキングを違法コンテツの撲滅に対する根本的な対策とはみなしていない。CODAは資金源を立つフォロー・ザ・マネー対策に注力していると宣言している。

      CODA後藤代表理事
      「違法コンテンツへのアクセスをブロックするだけでは根本的な違法コンテンツの撲滅はできません」

       

       

 

賛否の状況(整理中)

賛成

慎重